チェストベリー Chaste berry
ヨーロッパ南部やアジア西部が原産で、今は世界中で栽培されています。果実はチェストベリーと呼ばれています。胡椒の代わりとしても使用されていました。学名のVitex(ニンジンボク属)は、「結ぶ、編む」を意味するラテン語のvieoが語源です。ニンジンボク属の植物で籠が編まれていた歴史から来ています。学名の agnusは子羊、castusは清純という意味のラテン語です。また英名のchasteは学名のcastusから変化していて、「(女性が肉体的に)純潔な」という意味です。
これは古くからチェストツリーが制淫薬として使われてきた歴史を示しています。乾燥果実は胡椒のような香りがし、さらに修道士の禁欲のためにも使われてきたことから、「修道士のコショウ」とも言われていました。
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