私は鎌倉に中学一年生の娘と猫4匹とともに暮らしています。
東京・自由が丘、神奈川・鎌倉、大阪・梅田などで
オーガニックエステとショップ、スクールを併設したサロン
「オーガニックマザーライフ」を経営しており
31歳になる今年、念願の自社化粧品工場を完成させました。
私の物語は「18歳での若年妊娠」に始まります。
今となっては聞くことも増えた10代での妊娠者ですが、
当時は今以上に世間の目は厳しく生きにくい思いをしました。
本書を書こうと筆を握ってから約2年間、
様々な葛藤を乗り越えながら幾度となく自問自答を繰り返し、
「今の私 に伝えられることはなんだろう?」
と考えた結果、この一冊になりました。
10代から継続しているブログを通じて
私の会社はここまでやってきました。
今でもSNS 以外の広告は一切なく、
私の綴る記事や言葉に共感してくださった
多くのお客様に支えられて参りました。
18歳で母親になり、
今の会社を立ち上げるまでの軌跡を綴った本書は、
女性が社会や家庭、子育てなどで様々な障害にぶつかりながらも、
「好きなことを仕事にする」
その全ての行動指針を書き記した
ビジネス書のような自叙伝になっています。
あの日あの時、私たちは何に苦戦し、
何に感化され、何に傷つき、
何に突き動かされてきたのか......。
「わたし」という人物を主体に綴った物語ですが、
この物語りに触れた女性達が
自分の過去や経歴の一部と重ね合わせ、
同じように立ち上がっていく姿を祈り、
思い描き書き残しています。
頑張っていても、社会の中で報われない想いをしている人。
女性に生まれたことで、不条理な扱いに苦しんでいる人。
自分の幸せよりも社会のために、と懸命に働いている人。
子育てや家庭を両立しながら、
好きなことを仕事にしたいと向き合っている人。
そして「自由に生きようとする度に
窮屈な想いに苦しんでしまうあなた」に。
私から、届けたい言葉があります。
社会の中で女性がたった一人
外の世界で戦い抜くのはとても大変なことで す。
社会では「社会人として」。
子供の前では「母親として」。
夫の前では「妻として」。
異性の前では「女として」......。
すべき役割は多岐に渡り、
忙しい日々の中でそれでも
「女性らしく」華麗に生き抜くには
多くの努力と我慢が必要だったと思います。
そんな評価も対価もない「女性の仕事」に
少しでも報いの言葉を届けたい。
私が10代での妊娠・自宅サロンからの
店舗展開・工場設立までの事業に向き合った数年間。
その報われない多くの役割に押し潰されてしまいそうになりながら
重ね紡いできた日々でした。
その姿を通して
「夢を追いかけることを諦てしまった」
そんな女性たちへ
もう一度自力で立ち上がる強さや
前に一歩踏み出す勇気になることを祈って書きました。
「自分が何をしたいか分からない」
「夢も希望も見失ってしまった」
そんな全ての人たちへ......。
――― 31 years old. 坂田まこと
3作目となる書籍は、
過去2作の美容本とは異なり、
自叙伝でありビジネス本でもあります。
「坂田まこと」という人間が、
社会の中で自らの力と意志で居場所を作っていく過程の中で、
何を抱き、何を想い、行動を起こし続けたのか。
19歳で母親になった彼女が、
自宅エステサロンを開業から
わずか5年で「年商2億円」を達成するに至った軌跡を、
100の言葉と行動で綴る一冊。
坂田まこと(さかたまこと)
株式会社オーガニックマザーライフ 代表取締役
一般社団法人日本オーガニックビューティセラピスト協会代表理事
ORGANIC MOTHER LIFE®オーガニックビューティセラピスト
5年間でオーガニックエステサロン×コスメショップ×レンタルサロンを
関東で6店舗オープンさせ、
オーガニックセラピスト専門育成校「COTTON HOUSE®」を展開し、
女性の新しい働き方を広めてきた。
自社商品「サンケアスキンセラム」や「アロールートフェイスパウダー®」、
「MAISON de NATUROPATHIE®」「Arrowroot Ensemble™」を通じて、
素肌に何も余計なものを纏わずに生きる方法
“ファンデーションを卒業するためのオーガニックスキンケアメソッド"を確立した。
2021年5月には、研究所と工場を兼ね備えた
「ORGANIC MOTHER HOUSE - 植物調合美容研究所 - 」
を宮崎県に開所させた。
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