キク科の多年草で、地中海沿岸が原産です。様々な品種があります。現在は料理の食材として有名ですが、古代ギリシャやローマ時代から、薬用として使用されていました。肝臓にいいことから、お酒を飲む人にはオススメです。ベトナムでは二日酔いを防ぐ薬草茶として飲まれています。
葉に含まれるシナリンという成分が、肝機能に働きかけます。肝機能を高め、肝臓の解毒をし、血中コレステロールを下げる働きがあります。消化器系の働きを向上させるので、食欲不振を改善させます。同時に脂肪の分解を促進するので、脂肪分の多い肉料理を食べた後などにも有効です。胃もたれを防ぎます。その他、便秘や貧血、糖尿病の防止にもいいと言われています。ハーブティーを使ったうがいは口臭予防にもなります。
シナリン、カフェ酸、フラボノイド配糖体、苦味質(シナロピクリン)など |
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